我が家には双子猫が居ました。
1匹は20歳9ヶ月で虹の橋へ。
1匹は21歳を迎えました!
猫の20歳は人間の年齢に換算すると96歳。
2匹共「長寿猫」になりました。
完全室内飼いの猫の平均寿命は15~16歳(人間換算76~80歳)と言われています。
猫を飼っている方は、愛猫には「健康で長生きして欲しい」と思われているのではないでしょうか?
このような方は参考にしていただければと思います。
長生きさせる秘訣は色々あるけれど、やっぱりフードの影響が一番です!
猫を長生きさせる秘訣は?
猫を飼い始めた頃に、信頼する獣医さんに教えていただいたことが長生きに繋がっていると思います!
引っ越しで通えなくなってしまったのが残念…。
信頼する獣医さんに教えてもらったこと、そして私が22年間猫と暮らして得たことを解説していきます。
元主治獣医に教えていただいたことがベースですが、『猫の寿命は8割が“ごはん”で決まる!』も参考にさせていただきました。猫の長生きの秘訣 長生きさせた方法とは?
基本中の基本のことばかりだと思いますが…
解説していきます。
完全室内飼いが基本、不妊手術をする
完全室内飼いは基本中の基本です。
自由に外出している場合、どこで何を食べているかも分かりません。
そして、他の猫と接触・喧嘩をすることで病気のリスクが高まります。
他の猫から病気をもらう可能性もあるので、外に出すことはおすすめしません!
ハーネスを付けての散歩の必要性も特に感じませんし、散歩の途中にハーネスが抜けて行方不明になったという話も聞くのでおすすめはしません。
猫は『軟体動物』とも言われてるニャン!
ちなみに、2匹の母猫・『にゃんこ』は元迷い猫でした。
保護後は、何度か外に出たがっていました。
その後不妊手術をし、外に出さないことを徹底したところ、外に出たがることもなくなりました。
不妊手術は、乳腺・生殖器疾患の病気予防になり、発情がないのでストレスの緩和にもなります。
ストレスを減らし、静かで落ち着ける環境作り
猫は耳が良く、静かな場所を好みます。
常に動いている家電(冷蔵庫など)の前を飲食の場・寝床しないように注意しましょう。
猫には広さよりも高さが必要
猫に必要なのは「広さより高さ」と言われています。
運動になるだけでなく、敵から身を守るために安全を確保する習性があること、縄張りをを見渡せることでストレスフリーで過ごすことができます。
そのためには高さがあるキャットタワーなどが必要です。
我が家にはキャットタワーがありますが、おばあちゃんになってもキャットタワーの一番上まで登っていましたよ~。
(さすがに20歳になったらちょっと不安を感じ始めたので、高さのあるキャットタワーは撤去しました。)
嫌なことをされた時(爪切りなど)にも、高いところに避難するニャン!
突っ張れるので、地震の時に倒れる危険性が低いということも重要です。
爪とぎを準備する
爪切りなどで嫌なことがあった後、爪とぎしている光景もよく見られます。
思う存分バリバリできる場所を用意してあげましょう。
『でぶ猫 ぽっちゃり猫 」の為の爪とぎ』のような安定感のある爪とぎがおすすめです。こちらの爪とぎは獣医師監修で「猫ちゃんが気に入らなければ全額返金」です!
しかも送料着払いで返品できるので、気軽にお試しできますね。
▼こちらの爪とぎは大手ECサイトでも販売されていますよ♪
外を眺められる環境づくり
我が家では、猫ベッドを窓際に置いておいて、外を眺められるようにしています。
外を眺めることによって刺激も与えられますし、日向ぼっこもできて一石二鳥です♪
猫の長生きの秘訣 長生きさせるキャットフードとは?
長生きの秘訣は何と言っても食事が大きいです。
私も8~9割がごはんだと思っています!
『質の良い総合栄養食』
「質の良い」?ってどういうことニャ??
などと言われています。
確かに猫は穀物の消化吸収は苦手です。
『猫の寿命は8割が“ごはん”で決まる!』にも書かれていますが、デンプンは調理によって糊状になり、猫も消化吸収できるようになります。穀物=猫にNGと考える必要はありません。
「ミートミール」は、直訳で「肉粉」。
必ずしも危険なわけではありませんが、どんな肉が使用されているのかが不明です。
処分されるような肉を使用している可能性も否定できないようです。
フード選びに迷った時は、かかりつけの動物病院で相談するのもおすすめです。
獣医さんは・・・
このキャットフードを食べている猫は尿路結石の発症率が高い
などということを把握しています。
「〇〇を食べているんですが、良いでしょうか?」
「おすすめはありますか?」
と聞いてみると良いでしょう。
基本的に動物病院に置いてあるフードは、獣医師から見てクリアしているものです。
我が家では、子猫時代から長年『サイエンスダイエット』を与えていました。(現在は少し腎臓の数値が高くなってきたので違うフードです。)
サイエンスダイエットも穀類が沢山入っていておすすめではない、という話もありますが…
遡ること20年前、猫を飼い始めた頃のこと。
信頼している獣医さんに『おすすめのフード』を聞いたところ、『サイエンスダイエット』を挙げていたからです。
子猫時代から他のメーカーは殆どあげたことはありません。
といっても、20年前の時点で100点満点のフードはない、というお話でした。
20年の間にキャットフードの種類もだいぶ増えましたね~。
フード選びに悩まれている方は利用されてみてはいかがでしょうか。
おやつを与えないメリット
とにかく余計なものは食べさせない方がいいです!
…という元主治獣医の薦め通り、我が家の2匹は子猫の頃からおやつなどはほとんど与えませんでした。
猫の喜ぶ姿を見たいがあまり、キャットフード以外のものを与えたい飼い主さんの心理も分かります。
しかし、おやつにはほぼメリットがないと思って下さい。
キャットフード大好き♪
ちゅ~るも食べないニャ!
ちゅ~るを食べないことが長生きの秘訣ニャン♩
(※もう一匹はそんなことはないので、ちょっと変わった猫かと思われます。
ちなみにウェットフードは食べます…。)
悪い例が元迷い猫のにゃんこです。
ギクッッ!
お弁当のちくわを盗むわ、ツナ缶の蓋を開けただけで大騒ぎ(笑)
かなりの偏食で、ずっと同じキャットフードをあげていると飽きて食べなくなるレベルでした。
(元迷い猫のにゃんこは推定12歳で亡くなりました。)
どーーしても何かあげたいなら、ほんの少量程度にとどめて!
(メリットないけどね)
ということで、我が家では、ごくたまに茹でた鶏胸肉を少量あげていたくらいです。
こちらの本のように「おやつをあげると猫の娯楽が増える」という意見の獣医もいらっしゃるようですが…
私は元主治獣医の言葉に納得したのであげない派です。
(にゃんこの偏食ぶりを目の当たりしたということも大きい。)
飼い主が正しいと思う方を選択すれば良いと思います。
猫は自分で食べるものを選択できません。
食べ物やおやつが原因で招いてしまう病気があるということも念頭に置き、選択してあげましょう。
おやつをあげる場合は量に注意!
猫が欲しがるから、とついついあげてしまいがちですが・・・
人間にとっては少量でも、猫にとっては大量の場合も。
刺身ひと切れが猫にとっては10切れ相当になると言われています。
何も考えずに与えていたら、あっという間にカロリーオーバー!
猫の身体にも負担になります。
置き餌はしない 肥満猫は死亡率が約3倍!
猫の体重に合ったフードの量をあげ、いつでも食べられる『置き餌』はやめましょう。
欲しがるだけ与えていたら、肥満まっしぐらで病気のリスクが高まります。
肥満猫の死亡率は、適正体重猫の2.7倍となっています。
飲水量を増やす工夫をする
猫は砂漠出身で、水をあまり飲まないと言われています。
水をあまり飲まないことが原因で、腎臓や泌尿器系の病気にかかりやすくなると言われています。
新鮮な水をいつでも飲めるようにしてください。
そして、飲水量を増やす工夫をしてみて下さい。
だし汁はマグネシウムが含まれていないので、問題なくあげられますよ。
だし汁を寒天やゼラチンで固め、キャットフードにトッピングするのもあり!
(元主治獣医の教え)
飲水場所を数ヶ所に作るというのは、一度試してみて下さい。
我が家の2匹はお気に入り飲水場所が異なり、一匹はわざわざ遠い場所にまで水を飲みに行っています。
遠いところの水の方がおいしいニャン!
(※どこも同じ水です)
▼こちらの『ヘルスウォーター』は水をよく飲むと噂のボウルです。このような器を利用するのも良いでしょう。
猫を長生きさせる秘訣 まとめ
とはいえ、猫の種類によって罹りやすい病気があったり…
どんなに良い環境と食事にしても、若くして病気になる猫ちゃんも居ます。
我が家は双子の猫ですが、一匹はニキビがしょっちゅうできるのに、もう一匹は全くできません。
そういった猫の体質というものもあり、飼い主の努力ではどうにもならないことも多いです。
しかし、猫が病気になった時、後悔しない飼い主はいません。
少しでも長く猫と長く暮らせるように、後悔が減らせるように、できることはしていきたいですね。
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最後までご覧いただきありがとうございました!