猫を飛行機に乗せたらストレス？猫を安心させるための対策と猫2匹を乗せた体験談

我が家では2匹の老猫を飼っています。

引っ越しのため、猫が10歳の時に2匹とも飛行機の国内線に乗せたことがあります。

我が家の猫は、普段は完全室内飼いで外に出すのは動物病院に行くときだけ。

動物病院に行くのはかなりのストレスで、かなりうるさく鳴きわめくので、飛行機に乗せるのは大丈夫なのか？本当に心配でした。

無事に飛行機での引っ越しは済んだものの、2匹の猫にとってはものすごいストレスで、2匹とも体調を崩してしまいました…。

この記事は、猫を飛行機に乗せる時のストレス対策と準備についての解説、猫を飛行機に乗せた時の体験記です。

このような方は、是非参考にしていただければと思います。

猫を飛行機に乗せたらストレスになる？

ズバリ・・・飛行機移動は猫にはすごくストレスでした！

引っ越し後、2匹共お腹を壊し、2～3日ほど元気がありませんでした。

普段はキャリーに入れ、外に出た途端、普段出さない太い声で鳴きまくるのですが・・・。
飛行機に乗せた時は、そこまで鳴きわめきませんでした。

このような条件が重なり・・・何かを察すると同時に恐怖さえ覚えていたと思います。

もしかすると飛行中は鳴きわめいていたかもしれませんが・・・
空港でペットのチェックインを済ませた後、ペットは貨物室に搭乗することになります。
客室までは鳴き声は届きませんので、知る由もなかったわけです。

飛行機の移動に備えて我が家が行った対策、そして今後飛行機に乗せることがあったら行おうと思う対策を解説していきます。

猫を飛行機に乗せても大丈夫？安心させるための対策を解説

我が家の2匹を飛行機に乗せた時の対策は、上記のうちの3つです。

薬に関しては、今後飛行機に乗せることがあれば取り入れようと思っている対策となります。

対策を詳しく解説していきます。

キャリーに慣れさせる

キャリーケースは扉を開け、自由に出入りできるように部屋に置いておき、慣れさせましょう。

飛行機に乗せられるのは、下記の▼画像のようなハードケースのみです。
※ソフトケースでの搭乗は不可となっています。

上部がオープンするキャリーは猫を出し入れしやすくておすすめです。

「ソフトケースしか持っていないけど、慣れさせるために購入した方がいいかな？」
・・・と思う方もいらっしゃると思います。

もちろん購入しても良いとは思うのですが…

他の対策はありますので、この先もご覧になって決めていただければと思います。

ペットシーツに猫の匂いを付けさせる

当日は家を出発したら途中でトイレなどには行けませんので、ペットシーツは敷いておいた方が良いです。

猫には、マーキングの習性があり、自分の匂いがするものがあると安心すると言われています。

キャリーやいつも使用しているベッドなどにペットシーツを敷いておき、猫の匂いを付けさせておきましょう。

出発時には、猫が動いてシーツがぐちゃぐちゃになることも考え、裏側に両面テープを貼りました。

猫は自分の匂いがあることで、少しは安心して乗ることができると思います。

普段、猫トイレにニャンとも清潔トイレをお使いの方は、【脱臭・抗菌シート】がそのまま使えます。

敷いてみると大きさもぴったり！

大きさは約45cm×35cmとなっています。

ハードキャリーを持っていなく、当日航空会社のケージを借りる方は、持参したシーツをお願いすれば敷いてもらえます。

私は1回のためにわざわざハードキャリーを購入することはないと思いますが…
何度か飛行機に乗せる予定があるのなら、購入することをおすすめします。

キャリーを布などで覆い、不安を軽減させる

猫は環境の変化に敏感です。
周りの景色を見せない方が安心します。

猫の匂いが付いている布が、より安心するのでおすすめです。

航空会社によって規制があるかもしれませんが、我が家が猫を飛行機に乗せた時は、キャリーに布を被せることができました。

不安を和らげるサプリメントを試す

不安を和らげるサプリ【ジルケーン】を試してみるのも良いでしょう。

動物病院でも取り扱いがあり、ミルク由来の天然成分で品質も高いサプリメントです。

ペットによって、効果の有無はありますが、「すごく効く」という声もあります。
各サイトに口コミがたくさんありますので、下記から確認してみてくださいね。

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動物病院で相談し、可能であれば安定剤などを処方してもらう

不安要素が多い方は、動物病院で獣医さんに相談し、安定剤などの薬を検討することをおすすめします。

我が家の猫を飛行機に乗せた時は、薬のことは思い付かず、後から知ることになりました。

一度猫を飛行機に乗せた経験からすると…
今後猫を飛行機に乗せることがあるなら、可能であれば薬を処方してもらおうと思っています。

飛行機に乗せたことによって、2匹とも数日間体調を崩すほどストレスがかかってしまったからです。

外に出すことに全く慣れていない猫・騒ぐ可能性がある猫は、可能であれば薬を飲ませた方が飼い主も猫も安心できると思います。

しかし、薬にもリスクがあるのは確かです。

飛行機に乗せる前は、動物病院で健康診断と共に、薬の相談をすることをおすすめします。

猫を飛行機の機内に持ち込める国内唯一のサービスFLY WITH PET

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2024年1月15日より、国内線全路線・全便にサービス拡大！

しかし、1区間5万円と高額・・・
そして、「鳴き声などトレーニングされている場合」のみ可能という条件となっています。

ペットを傍に置いた方が、飼い主もペットも安心ですよね。

ただ、我が家は鳴くこともあるので利用は難しそうです…。

猫2匹を飛行機に乗せた体験談

我が家の場合は・・・

移動はトータル2時間半ほどでした。

空港には早めに行って猫を預けたり、手続きをする必要がありましたので、搭乗1時間前には到着しました。

猫にとっては3時間半ほど慣れない環境下に置かれたことになります。

出発前 2匹の様子

引っ越しが済み、部屋の中にも変化があり、少し落ち着かない様子でした。

空港までは義両親に車で送ってもらう予定だったので、義両親が来ていました。

部屋の様子も変わっていて、知らない人も居る…
猫達は何か察しているような印象でした。

車で空港に向かう時の猫の様子

周りの景色が見えない方が落ち着くと思い、キャリーには布を被せて出発。

動物病院に行くときはニャオーンとかなり泣き叫ぶのですが・・・

多少鳴くものの、いつものようにかなーりうるさくは鳴きませんでした…。

きっといつもとは違う雰囲気に何か感づいていたのでしょう…。

動物病院に行くときとは違う車、知らない人が居る、しかも乗っている時間が長い・・・。

猫はきっと「これから何があるんだろう…」と不安だったと思います。

※レンタカー・カーシェアを利用する場合は、必ずペット同乗可能な車にしましょう。

空港に到着 2匹を預ける

空港に着いてからもほとんど鳴きませんでした。

いつもと違いすぎる環境に、2匹共恐怖を覚えていたと思います。

ペットのチェックインを済ませ、しばしのお別れです。

猫達にとっては恐怖、飼い主にとっては心配・・・。

しかし、どうにもならないので飛行中はいつも通り過ごしました。

到着空港で猫と再会

自分たちの荷物を受け取った後、手荷物受取エリアで再会しました。

2匹共無事に再会でき、ホッと一安心でした。

私達の顔を見て「ニャ～ン」と鳴きましたが、落ち着きのない様子で「ここはどこ？」という感じでキョロキョロしていました。

車で移動 引っ越し先に到着

到着空港からは、陸送していた自家用車で引っ越し先まで向かいました。

車に乗せようとする時・・・

まろんがストレスでお腹を壊してしまったようで、漏らしてしまっていました・・・。

このようなこともあるので、ペットシーツは敷いておくことをおすすめします。

車の中でも多少鳴くものの、うるさいほどではありませんでした。
この時、既に疲れていたのだと思います。

そして、引っ越し先に到着。

無事に猫の引っ越しが済みました。

引っ越し後の猫の様子

引っ越し先に到着後、まろんは既に漏らしていたので、猫のトイレを真っ先に出しました。

すると、ぷっちがトイレに駆け込み・・・

まろんと同じく、ぷっちもお腹がピーピー状態・・・。

2匹共お腹を壊してしまいました・・・。

まろんはキャリーの中で漏らしたので、身体も汚れてしまい、洗いたかったのですが・・・

お湯が出ない!!

そうです、引っ越し直後でガスが開通していなかったので、お湯が出ず・・・。
しょうがないので水で汚れている部分だけ流しました…。
ペット用のウェットティッシュも用意していたら万全かもしれません。

ウェットティッシュは絶対無香料をおすすめします！
香料入りは使おうと思ったらニオイで逃げられた経験があります。

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2匹とも飛行機移動はかなりストレスだったらしく、2日ほどは元気がなく…ほとんど寝ているだけ。

引っ越し後3日目から少しずつ体調が戻ってきた感じでした。

猫を飛行機に乗せたらストレス？対策と体験談 まとめ

我が家の2匹の場合は、飛行機に乗せたら体調を崩すほどのストレスでした。

飛行機に乗る猫ちゃんが少しでもリラックスして乗れますように・・・。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました＾＾